世界青少年合唱団/World Youth Choir

World Youth Choir 2020セッション
募集概要・国内オーディションについて (2019.10.16更新掲載)

WYC2020セッション 概要

■概  要
 17歳から26歳の世界中の若い歌い手を対象とし、高い芸術レベルの中で経験を積むことのできるプログラムです。毎年様々な団体からの支援を受け、世界的に著名な指揮者を呼び、世界各地で開催しています。31回目となる今年は、ベートーヴェン生誕250周年を記念し、彼の故郷であるドイツ・ボンをキャンプ会場とします。ドイツやその周辺国でコンサートツアーを行い、各種記念イベントにも出演する予定です。

■主  催:ドイツ音楽庁、ドイツ連邦青少年管弦楽団、ヨーロッパ合唱連盟
■協  力:ベートーヴェン周年記念財団
■共  催:ドイツ連邦政府文化局、ノートラインヴェストファーレン州文化省、
      ボン市、ライン=ジーク=クライス
■後  援:国際合唱連合(IFCM)、青少年音楽国際連合(JMI)
■期  間:2020年7月30日(木)(現地到着)から、8月20日(木)または8月21日(金)(現地出発)まで   ※現地出発日は後日決定
■開 催 地:
リハーサルキャンプ:ボン(ドイツ)
コンサートツアー:ボン、ベルリン、アインベック、リューベック、ヴィースバーデン、ヴァイカースハイム、カッセル(以上ドイツ)、アムステルダム(オランダ)、ピピテノ(イタリア)、ウィーン(オーストリア)
■指 揮 者
◇Tan Dun(指揮者/作曲家・中国)

クラシックの域を超え、マルチメディアや西洋・東洋の伝統の融合など、非常に創造的な作品を送り出し、その名を世界に広めてきた。その功績を讃えられ、アカデミー賞やグラミー賞、ショスタコーヴィチ賞など、数多くの国際的な賞を受賞。数多くの世界中の著名なオーケストラと共演し続け、特にNHK交響楽団との演奏は高い評価を得た。また、指揮者・作曲家として幅広い活動の中で、ユネスコ親善大使も務めている。

◇Jörn Hinnerk Andresen(指揮者・ドイツ)

ドイツ国内で、指揮法・ピアノ・ハープシコードを学び、2008年よりミュンヘンのゲルトナープラッツ州立劇場で合唱指揮者と楽長を務める。60を超えるオペラやミュージカルを指揮するだけでなく、小アンサンブル「Cappella Confluentes」の創立指揮者としても活動。現在、ザクセンやミュンヘンの歌劇場での合唱指揮者を任されている他、ドイツ国内の音楽大学の講師としても活躍している。
■演 奏 曲
ベートヴェン生誕250周年を記念したプログラム
 ○ドイツ連邦青少年管弦楽団との共演でベートヴェン「交響曲第9番」を演奏
 ○Tan Dun作曲「Nine」の委嘱初演など

募集概要

■募集人数:80名〜100名程度
■応募資格:
○2020年7月1日現在、17歳から26歳で、合唱に対する熱意があり経験豊富な歌い手
○基礎的または音楽的な教育を受けていること
○歌唱技術と社会的なスキルを向上させることができること
○様々な友人や文化を受け入れ、一緒に過ごし学ぶことができること
■開催組織の負担費用。
○開催国到着時から出発までの宿泊、移動手段、食事
■参加者の負担費用
○参加費
○開催国へ往復の渡航費
○ファイナルコンサート開催地への交通費
○ビザや生命保険、旅行保険等の費用
○その他現地でかかる費用
■参 加 費:100ユーロ(最終オーディションに合格した後に支払い)
      ※参加者は、ヨーロッパカンタート(ヨーロッパ合唱連盟)と国際合唱連合(IFCM)の会員資格が1年間無料で付与されます。
■使用言語:英語(中級程度の英語能力が必要)

○全日本合唱連盟が実施する国内オーディションについて

全日本合唱連盟は、WYC 2020セッションの国内事前オーディションを実施します。これは、国内オーディションで合格した方を、WYCが行う最終オーディションに推薦する仕組みです。
 ※国内オーディションに合格しただけでは、WYCの正式メンバーに選ばれたことにはなりません
のでご注意ください。
 ※WYC2019セッションに参加した方は、WYCが実施するオーディションに直接応募することができます。

■国内事前オーディションの詳細は以下の通りです。
◇選抜人数:最大12名(各パート最大3名)
◇選抜方式:オンライン音源審査(応募者から提出された録音データを審査します)
※実地でのオーディションは行いません
◇審 査 員:全日本合唱連盟 国際・青少年委員会の委員から2名を予定 
◇応募書類:
@声域テスト:「あ」「お」などの開口母音により、長音階で可能な音高まで上昇ならびに下降してください。長さは1分20秒以内、無伴奏で行ってください。
A課 題 曲 :ベートヴェン「交響曲第9番」の合唱パートより抜粋。
各パート、それぞれ以下に記載の通りに録音してください。
(それぞれ数小節前から伴奏を始めて構いません)

ソプラノ:285小節〜292小節、313小節〜330小節
アルト・テノール:257小節〜264小節、285小節〜292小節、313小節〜330小節
バス:257小節〜264小節、285小節アウフタクト〜292小節、313小節〜330小節

伴奏者を1名用意し、伴奏者は応募者が歌うパート以外のパート または 譜面にある伴奏を弾いてください。(応募者が歌うパートを弾いてはいけません)
録音に際し、間奏・ソロパートは省き、全部で3つ(ソプラノは2つ)のmp3ファイルを提出してください。それぞれがどの部分の録音か分かるようにファイル名に明記してください。
課題曲の楽譜は、別掲のリンクからダウンロードしてください。
        
B視唱課題 :初見の楽譜を10分間読んだ後、実際に歌う課題です。課題の実施補助者(ご自身が習っている先生や合唱団の指揮者が望ましい)を探した上で録音を行ってください。
 【重要!】視唱課題の楽譜と実施方法を記載したPDFファイルを実施補助者にお送りいたしますので、末尾の問い合わせ先に、実施補助者の【お名前・メールアドレス・電話番号】をご連絡ください。

C実施報告書:同じく実施補助者の方にお送りいたしますので、記入済みのものをスキャン等でPDFにした上で提出してください。
D自 由 曲:アリアを1曲用意して歌ってください。選曲は自由です。
長さは5分以内です。
   ※以上@〜Bの録音は、高音質のmp3形式でご送付ください。

E申 込 書:申込書 兼 履歴書(英文)を記入してください。
申込書は、別掲のリンクからダウンロードしてください。
F顔 写 真:ご自身の顔がしっかりと写っているカラー写真を1枚用意し、
JPEGファイルでご送付ください。
Gパスポート:ご自身のパスポートのカラースキャンを用意し、JPEGファイルで
ご送付ください。

■送 付 先:以上8点を、international@jcanet.or.jp まで、メールに直接添付するか、ストレージサービスを利用の上、全日本合唱連盟事務局 WYCオーディション係 までご送付ください。メールでの送付が難しい方は、以下の住所までCD-ROM等で郵送ください。

〒104-8011
東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社内
全日本合唱連盟事務局 WYCオーディション係

■期  限:11月15日(金)必着
■審査結果:国内オーディションの結果は11月下旬頃に発表いたします。前述の通り、国内オーディションに合格された方は、1月に行われるWYCの最終オーディションに推薦いたします。WYC2019セッションの最終合格メンバーは、1月末頃に発表される予定です。

■問合せ先:一般社団法人 全日本合唱連盟 事務局  WYCオーディション係
        電 話:03-5540-7813 FAX:03-3544-1964(平日10〜18時)
        メール:international@jcanet.or.jp

■リ ン ク:○WYC公式ホームページ
       https://www.worldyouthchoir.org/
      ○全日本合唱連盟 ホームページ
       http://www.jcanet.or.jp/index.html

WYCとは

WYC in Cyprus 2012  

 世界青少年合唱団(World Youth Choir = WYC)は、国際合唱連合(IFCM)、青少年音楽国際連合(FIJM)、ヨーロッパ合唱連合が共催している世界規模の若い人のための合唱音楽プロジェクトです。世界30ヶを超える国と地域から17歳〜26歳の若い歌手80人が集まり合唱団を編成しています。
 WYCは世界に存在する合唱団の中でも特にその創り出す音楽の独自性、重要性において実力と共に大変高い評価を得ています。またユネスコの親善大使として世界平和のメッセージを発信しています。

お問い合わせ

一般社団法人 全日本合唱連盟 
〒104-8011 東京都中央区築地5−3−2 朝日新聞東京本社内
TEL 03-5540-7813 FAX 03-3544-1964
e-mail:
intnl